ハイパーフリーマーケット'99 体験記

ハイパーフリーマーケット'99に参加(?)した体験記です。

ハイパーフリーマーケット'99とは?

ハイパーフリーマーケット'99は、1999年8月28日、29日に名古屋市の吹上ホール(名古屋市中小企業振興会館)で行われた、パソコン関係を中心としたイベントで、フリーマーケットが行われました。

フリーマーケット

イベントの案内チラシから引用すると、フリーマーケットブースには

などがあります。

ハイ・フリ'99 フリーマーケット体験記

ブースの様子

土・日のイベントの、土曜日のほうだったのであまり盛り上がっていなかったのかもしれませんが、肝心の「ハード・ソフト」関連ブースが思ったほど多くなく、一般ブース(服、アクセサリなど)が多かったです。

ハードブースでは、コンピュータ関係品だけでなく、漁業無線機などの変わり者もありました。

また、ソフトブースには、フロッピーに市販ソフトウェアのコピーを入れて販売しているブースもありました。コピー品の売買は、明らかに著作権法違反です。購入しないようにしましょう。

ジャンクコーナー

一通りブースを回った後で、会場出口方面へ向かったところ、コンピュータ関連の「ジャンクコーナー」が設置されていました。このコーナーにおいてあるものは、無料で持ちかえることができ、パソコン本体やディスプレイ、プリンタ、ケーブル類が多数置いてありました。

ジャンクコーナーのパソコンは、あらかじめガワ(外蓋)が開けられていて、CPUやメモリなどがむき出しの状態になっています。ジャンクパーツ目当ての人たちは、あらかじめドライバーを持参しており、パーツを取り外して持ちかえっていきました。工具を持っていないと部品取りは難しいでしょう。(メモリやCPUだけをもぎ取られ、動かない状態になった残骸が多数残っていたのが許せませんでしたが…)

僕はジャンクパソコンから部品を取り外すことはなく、ジャンクパソコン本体(NEC PC-9821Ap/U2)1台と、SCSIのハードディスク2台(160MBと、1GB)を持ちかえりました。

正直言って、パソコン関係品を期待して参加した人(僕を含めて)にとっては、無料でパソコンが手に入るジャンクコーナーのほうが、フリマのブースより魅力的だったように思います。

〜後日談〜

ハイ・フリが行われた数日後、名古屋大須のパソコン店を見て回ったところ、ハイ・フリのジャンクコーナーで取り外されたと思われるパーツ類が、中古品として売られているのを多数目撃しました。PC-9821ApやAs,AeのCPUボードやメモリボードが単体で売られていました。

バラバラにしなければきちんと動いたはずのパソコンなのに、CPUだけが取り外され、中古屋に売り払われているというのは、あまりにももったいないことです。

入手物リスト

品名 価格 詳細
PC-9821 Ap/U2 無料(ジャンク) 486DX2-66MHz 3.6MB RAMなマシン。NEC純正メモリ10MB増設済み&LANボード増設済の状態で入手。
PC-9801A-B01 無料(ジャンク) NEC純正増設RAMサブボード
PC-9801-61R × 2枚 無料(ジャンク) PC-9800シリーズでのメモリ増設に使用されていたNEC純正メモリ(2MB)です。PC-9801A-B01のSIMMコネクタに2枚刺さっていました。
C-NET(98)E-11 無料(ジャンク) Windows95/98でも動作可能なCバス用LANボード。現在、PC-9821Ap/U2に差して稼動中です。
ハードディスク 無料(ジャンク) 160MBのSCSI-HDD。最初は動作していたが、すぐに動かなくなったので分解して廃棄しました。
ハードディスク 無料(ジャンク) 1020MBのSCSI-HDD。現在はPC-9821Ap/U2に接続し、Windows95を入れて稼働中です。

結局、一円も出さずに掘り出し物を手に入れてしまいました(笑)

関連リンク

ハイパーフリーマーケット関連のリンクです。1998年と1999年の公式ページしかありませんけど。



Last modified:2000/2/18 Created:1999/11/29
Copyright (c) doi, All rights reserved.
doi-ban@wave.plala.or.jp